タイミング療法について(2)
今回は前回のタイミングについて引き続きお書きしたいと思います。
タイミングをとるうえで目安になるのが、基礎体温です。
ベストなタイミングは、排卵の1~2日前なので、排卵日を予測してタイミングをとることが重要です。
一般的に排卵日は、低温最終日(最低体温日)か、低温期から高温期の移行日と言われています。(本によって様々です)
したがって、基礎体温を継続的につけておけば、どのあたりで排卵が起こるか自分のパターンをつかむことができます。
もちろん毎日つけることが一番良いかもしれませんが、なかなか大変なものですよね
体調によっても変化しやすいですし、実際のところ基礎体温だけでは正確には排卵時期は判断できません。
なので、毎日つけるのが難しい方、ストレスになる方は、1周期4回測るだけでも良いと思います。
測るのは、低温期に1回、排卵前後に1回ずつ、高温期に1回の計4回です。
毎日測定するのが難しい方、ストレスになる方、ついつい二度寝して同じ時間に測れない方、
めんどくさい方、・・・・・・
とりあえず毎日は無理!という方。でも、自分の体の事を知る上でも、
1周期4回からでも測定してみてはいかがでしょうか
4回の測定の流れです↓
①出血が起こったとき測定
*高温期で出血→妊娠してからの出血の可能性もあるのでこの場合は引き続き測定しましょう。
*低温期で出血→生理開始と考えられます。
②排卵日前に測定
*おりものが増える、おなかが痛くなるなど、ご自身の身体の変化があると思いますので、
排卵もうすぐかな?と思ったら測定します。
28日周期で、排卵がだいたい14日目の人は13日目に測定します。
③排卵後に測定
*高温期になっていれば排卵していると考えられます。
④高温期測定
*高温期に入り、7日目ぐらいに測定して、体温が維持できるかチェックします。
毎日測定できるのが理想ですが、出来る事からスタートしていきましょう!
かなこ鍼灸院 沖浜