上級救命講習

少し前の話になりますが、上級救命講習を受けました。

 

私は日本体育協会のアスレティックトレーナーの資格を持っているのですが、この資格保持のために数年に一度は

 

この救急救命の講習を受けています。

 

上級救命の講習内容として、心肺蘇生(成人・小児・乳児)、AEDの操作、応急手当の止血法・包帯法です。

 

心肺蘇生とは、「反応と普段通りの呼吸がなく、呼吸と心臓が停止もしくはこれに近い状態に陥ったときに、呼吸と心臓の機能を補助

 

するために胸骨圧迫と人工呼吸を行うこと」を言います。

 

2015年にガイドラインが変わって、新しい方法を学びました。

 

簡単に説明しますと・・・

 

 

 

まず、倒れている人を発見したら、周囲の安全を確認して(二次災害に注意!)、傷病者の反応を確認します。

 

呼びかけに反応するか?

 

もし反応が無ければ大声で助けを求め119番通報とAEDが近くにないか周囲の人に依頼します。

 

その後、呼吸の確認をします。この時、傷病者の胸腹部の動きを見ます。

 

呼吸が無ければ心肺蘇生を開始します。

 

胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回します。

 

これをAEDがくるまで、もしくは救急車がくるまで、呼吸が回復するまで行います。

 

心肺蘇生で難しいのは胸骨圧迫の場所テンポ深さ

 

これは講習に参加して訓練しないと難しいですね。

 

AEDは、ガイダンスに従えば講習を受けてなくても出来るように作られています。

 

心肺蘇生が出来なくても、AEDがあればとりあえず使用してみてください。

 

AEDが必要ない場合は通電されないように安全に設計されているのでご心配なく!

 

人の「命」より大切なものはないと思います。

 

鍼灸師として、医療人として、もしそういう場面に出会ったら、何か困っている人がいたら力になれる医療人でありたいと思います。

 

講習会に参加して良かった!!!!(^◇^)

 

数年ぶりなので、やっぱり忘れてますね。。(´Д`)

 

また定期的に講習受けて忘れないようにしたいと思います!

 

ちなみに講習会は近くの消防署で行っていて、誰でも参加できます。

 

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-1.htm

 

 

 

かなこ鍼灸院